息子、高校を卒業

ついこの間までよだれを垂らしてニコニコしていたかわいい2歳児だったのに、アッと言う間に高校を卒業。男の子にしては優しすぎて、「これで世間の荒波に揉まれても生きていけるのか?」などと心配したこともある。でも自分自身もそう言われていたのに、何とか生きているので大丈夫だろう。成績もまあまあ優秀で、第一希望だった大学にも入れた。これは成績よりも、芸術的な才能を買われてそうなったのだと思うのだが。建築関係に進みたい彼にとっては幸いなことだろう。
  
宿題をやるにしても要領が悪いと言うか、馬鹿正直にやるので毎晩のように午前2時とかまで勉強をしていた。要領よくこなしていた娘とは大違いで、少し可哀そうになる感じたり、「もう少し手を抜いてやれよ。」みたいなことを言ってしまったこともある。でも、彼なりに納得した形でやらないといけないようで、何を言われてもやり方を変えようとはしなかった。コツコツと真面目にやる。世の中に出ると苦労するかもしれないが、必ず良い結果が訪れるだろう。
  
高校の卒業式は夕方の5時からフットボールのスタジアムで行われた。この日は立っているだけでも汗ばむほどの暑さ。観客席のアルミのブリーチャーに座ると照り返しでため息が出るほど暑かった。しかも席取りのためだろうか、式の1時間以上前から座っていた。。。やっと生徒たちが入場してきて、写真を撮ろうとするとメキシコ系のジイさんが大きなパラソルを開きやがった。後ろの席の数人で文句を言ったが聞かない。女房は直接話に行ったがそれでも閉じない。が、そのうちかなりの人数にブーイングされて渋々パラソルをたたんでいた。



  
卒業式なので正装している人もいたが、自分はアロハシャツにショーツ。息子もガウンの下はショーツ。先生たちもショーツビーサンw。カリフォルニアだな〜。

  
何人かのスピーチが続き、生徒たちが全員壇上に登り、先生たちと握手。記念撮影などして最後にお決まりの帽子を投げる儀式。

  
この後は自由解散だが、息子たちは最後まで友人たちと喋ったり写真を撮ったり。最後なので気長に待ってあげた。そして行く日からは友人たちとキャンプ。帰ってきたと思ったら、別の友人たち(男女)とLake Tahoeに3泊4日の卒業旅行。娘たちはハワイに行ったが、息子は友達の親が持っている別荘で過ごすらしい。女っ気が全くなかった息子。父親としてはちょっと期待してしまう(笑。青春っていいな〜。