人種差別じゃなくて

人種別の成績について。
この時期学校の成績を数字ではっきりと示してしまうAcademic Performance Index (API)なるものが発表される。
いつも思うのは、人種差別に超敏感な国なのにその学校の人種別の成績を発表すること。

日本人を含むAsian(アジア人)やWhite(白人)はどの学校でも結構高得点なのにHispanic(ラテン系、メキシコ人など)やBlack(黒人)
は平均点が低い。そして好成績の学校は決まってHispanicやBlackの比率が低い。
カリフォルニアの学校教育は問題だらけと言われるが、こういう結果を見るとメキシコ人や黒人の比率が多い学校ほど
総合の成績は悪くなるのがよくわかる。親はろくに英語しゃべれないのに子供は超優等生みたいな中国人はいっぱいいるわけで、
やはり親がどれだけ教育熱心かで子供の成績もおのずと決まってくるのだろうか。
LatinoやBlackにもがんばってる人はいるので一概には言えないが、がんばってほしいもんです。
でも人種別の成績を発表しちゃって「まったくメキシコ人は...」などとバッシングする人もいるだろうに。なにが目的なのか。