収入の格差広がる

15年前にシリコンバレーに来た当時は友人たちと、いわゆる "six-figure salary"
つまり年収10万ドル(今の為替レートで1千2百万円)もらえたらいいナー、等と愚痴ってた。
でも今ではすっかり物価が上がってしまい、年収10万ドルではなかなか家も買えないのが現状。
結局多くの人達が夫婦共働きを余儀なくされている。
今日の新聞記事によると、1993年から2005年の間にミドルクラスの収入は
インフレを差し引くとたったの3.5%しか伸びてない。
それに比べて、金持ち連中(トップ1%)の収入はなんと136%上昇!
CEOや重役たちに何億、何十億円の報酬が与えられるのが当たり前の今日この頃。
収入の格差をなんとかしろ!と文句言うひまがあったら、努力してCEOにでもなればいいのか...
ここはアメリカ、シリコンバレー。 やはり"winner-take-all"の世界だ。 
勝ち組に入らなければ、なんとかして。