リヒテンシュタイン

仕事でリヒテンシュタインの会社の人たちと接することが増えた。
スイスのとなりの小さな国。小豆島と同じ大きさとのことだからかなり小さい。
国内に住んでいるのは裕福な人だけで、その会社の従業員はほとんどスイスから通勤してるそうだ。
Google Mapで見せてもらったが、アルプスの少女ハイジの世界だった。
ヨーロッパはまだ行ったことがないので、ぜひ行って見たい。
なんとか出張を作ろうとボスに話を持っていくが、下心丸見えのせいかなかなかいい返事が来ない。
冬は寒そうだが、夏場は気持ちよさそうだ。
日本やアメリカとは違う教育制度で(ドイツに近い?)、中学卒業後にアプレンティスシップ(徒弟修業)に入り、働きながら勉強していくらしい。
今回も18歳くらいの少年が二人くらい手伝いに来ていた。
彼らはこの後、会社のいろいろな部署で働いて、最終的には自分が気に入った部署あるいは適材適所で落ち着くらしい。
エンジニアは皆、機械加工や半田付けなどの訓練がなされていて、思わず雇いたくなるくらいのいい技術者たちである。
スイスの時計やドイツの車など、本当によく考えてデザインされているな、と感じることがあるが、やはりこういう教育制度に裏づけされているのだろう。
どこの教育制度がいいか悪いか自分にはわからないが、技術者としてはなんとなく憧れる制度かな。