愛について、人生について、友と語り合う

さて、どこから始めよう...
3泊4日で熊本に行ってきたわけだが、
ものすごく暇なスケジュールだったのに
あまりに考えること、気づかされた事が多くて
精神的にはまるで2週間くらい寺にこもっていたような感じだ。
  
親父と将来のことを語り合った。
古い友人のCちゃんと西原村、南阿蘇を巡りながら男と女、そして夫婦関係の難しさなどをとことん話し合った。
若くして病気をしてしまった友人に、がらにもなく説教をしてしまった。
本人が一番辛いのだろうが、ただ純粋に元気になってもらいたいだけだった。
しかし自分にできるのは説教するくらい。無力だ。
あいつとはこれからも楽しい酒を飲みたい。
そのためにはしばらく我慢しろよ。ふんばりどころだぞ。
昔から超おとなしかったSがついに結婚した。
今回初めて奥さんにも会えた。
調子に乗って変なことも口走ってしまった。
いまごろけんかになってなければいいけど。
  
数年、時には数十年に一回しか会えない友たちだが
会えば相変わらず言いたいことを言い合える。
気取ることも無く、気兼ねすることも無く、楽しい。
逆に見れば今現在腹を割って話せる友がアメリカにはいない、と言う悲しい現実もある。
これまでは常に「俺は世界のどこでもやっていける。一人でもやっていける。」
みたいなつっぱりというか見栄があったのかもしれない
見栄っ張りの熊本人、弱さを人に露呈できない弱さ。
今回の旅ですこしだけ自分の気持ちに正直になれそうな気がする。
  
いつも支えてくれている女房や家族にも素直に感謝できるようになればいいと思う。
さっそく女房には思いっきり照れくさい感謝のメールを送ったが
いまごろ気持ち悪がっているかも。
  
仕事のほうは問題だらけでまったく進んでないが、非常に有意義な休みを過ごせて、気分はすこぶる良い。
気分が良いのは他にも理由がある、実は。
皆と集まったときに特別ゲストで高校のとき付き合っていたMちゃんが来てくれた。
Cちゃんの粋な計らいであるが、照れくさかったが嬉しかった。
20数年ぶりにあった彼女はますますきれいになっていて
危うく惚れ直しそうになってしまった。危ないとこだったな。
「会えて嬉しかった。」正直に伝えた。
帰りのバスや飛行機の中で思い出しながらにやけている自分がおかしかった。
  
さーて、気持ちを入れ替えて、今日から仕事だ!