San Francisco Full Marathon完走

去年に続きフルマラソンを走って来た。今年はヨットのアメリカズカップが7月に開催されるため、マラソンは今日に変更された様だ。また、ボストンマラソンの爆破事件の影響で持ち物検査が導入され、それでなくても早い(午前5時半)スタートのレースなのにますます早く行くはめに。なんと午前2時半起床、3時半に家を出た。クパティーノで一人ピックアップして、Embarcadero Centerのパーキングに着いたのは午前5時頃。それでも今回はWave 5だったので実際のスタートは6時。余裕だったかな。駐車場の2階にトイレがあるのでそこで用を済ませ、Porta-Pottyには並ばずにすんだ。
気温は54°F〜60°F(12℃〜16℃)くらい。前半は霧がかかっていて涼しく、最後の7−8マイルは太陽が出て少し気温が上がった。しかしここはサンフランシスコ、あまり暑くなる事も無くちょうど良い気候。
  
これまでのレースはいつも最初の3−4マイルはレースペースよりかなり遅いペースで走り出し、体が温まってきたら少しづつペースをあげ、途中で調子が良ければオーバーペースにして行く戦略(?)だった。
ただ今回はレース前に、エリートランナーは最初は少し早いペースでスタートし、徐々にレースペースに落として行くと言う話を聞き試してみようと思った。最初に無理をすると後半がっくりペースが落ち撃沈するのは目に見えていたが、何故だかやってみたw
  
縦軸はペース(min/mile)で、赤いラインが去年のサンフランマラソン、青が今日。緑はこれまでのPRである去年のCIM。
灰色のバックグランドはサンフランマラソンの高低差。
レース前半を見ると青いラインが常に赤いラインより上にある。縦軸はひっくり返しているので、青(今年)がかなりオーバーペースなのがわかる。それに比べ後半は逆、今年の方がかなり遅め。前半飛ばしすぎ、後半失速というペース配分失敗の例そのもの。 ただし、結果を見ると去年が4時間13分、今年は4時間10分で今年が2−3分速かった。ふむむ、これはinteresting...


  
ハーフ地点のタイムは去年が2時間5分、今年は1時間58分と7分も早め。この貯金が後半の失速を差し引いてもおつりが来たってことか。
ただし、正直に言うと気分的には後半最悪だった。20マイル前から足は売り切れ状態、両膝に激痛がたびたび走り、下り坂では危うく転びそうになった。最後の数マイルは歩く寸前。一度歩き始めたのだが、汗ビチョの白人男性に腰を抱かれ「後少しだ、頑張って走ろう!」と言われ、気持ち悪かったので「わかった、走るから頼むから離してくれ!」と言って再び走った。
今後はやはり最初はゆくっりのパターンでいこう。そっちが性に合っているし、最後は笑顔でゴールしたい。でも、極端に遅いペースではなく、レースペースから10秒くらい遅いくらいで走ってみよう。何しろ今年はレース後の疲れ方がひどい。膝も痛いし、この前のウルトラより辛かったかも。
  
疲れたが、地元のレースって楽しい。友達もたくさん参加しているし、レース後に皆で食事したりできて面白い。来年も参加だな。