Super Bowl XLVIIIの勝者と敗者

個人的な感想。
  
勝者: Bruno Mars
アメリカのマッキー(槇原敬之)と呼ばれる(うちの娘がそう呼んでいた)Bruno Mars。切ない失恋の歌、女々しい(失礼)歌を歌わせたら右に出るものがいない。その代わり、マッチョなフットボールファンにはゲーム前は「あいつで大丈夫かぁ〜?」みたいに言われていた。いやぁ、とんでもない。彼のとRedo Hot Chili Peppersのハーフタイムショーが無かったら、今頃も暴動続いているでしょう。もうちょっと長くても良かった。
  
勝者: Peyton Manning
そう、ゲームが始まったとたんにSnapされたボールが顔の横を飛んで行き、間抜けな顔が大写しになってしまった、デンバークォーターバック。その後も、「超攻撃型チーム」の面影も見られず、シアトルにコテンパンにやられた彼。しかし、偉かったのは、ゲーム後のインタビューやファンサービスなど、逃げも隠れもせずにこなした。意地悪な質問にもまっすぐに答え男を上げた。
  
敗者: 俺
あんなつまんないゲーム、視聴率は最低だっただろう、と言い放った私が間違いでした。。。 なんと過去最高の視聴率! 今日同僚の一人が言っていた、「ゲームは面白かった。何故なら、俺は接戦よりどちらかがコテンパンにやっつけられるゲームが好きだから。」そういう人間が多いのだろう。わからん世の中だ。
  
敗者: Coca Cola
負けてはいないが、このCMが制作側の意図に反して物議を醸している。 "America the Beautiful"と言う曲を8カ国語で歌っていて、ゲイカップルの親子の映像なども出てくる。いろんな人種や文化が入り交じって成り立っている国アメリカを表現したかったのだろうが、「アメリカに住んでるんなら英語で歌え!」「このCM観て嫌いだった俺は人種差別者か?」などの批判があがっている。実は自分もちょっと違和感を感じた。。。"Amazing Grace"とかなら良かっただろうが、選曲がちょっとねぇ。あれ、俺はracistかぁ〜?