2007 Ironman World Campionship

昨日テレビでアイアンマン世界選手権を放映していた。いわゆるトライアスロンの頂点のレースらしい。
水泳2.4マイル(3.85km)、自転車112マイル(180km)最後にフルマラソン、26.2マイル(42.195km)。
これまであまり興味もなかったし、こんな過酷なレースはトッププロしか参加しないんだろうと思っていた。
何となく放送を見てたら...感動してしまった。もうちょっとで涙がちょちょ切れるとこだった。
いろんな人が、いろんな理由で自分の肉体と精神の限界に挑戦しているのである。

In addition to the exciting racing, features will profile some of the inspirational athletes who took part in this year’s race. In 2004 college swim star Brian Boyle was in a car accident that almost took his life. He died eight times on the operating table. Boyle would eventually return to collegiate swimming and, this year, took on the challenge of the Ford Ironman World Championship. Other features include the stories of Scott Rigsby, who arrived in Kona this year dreaming to become the first above the knee double-amputee to finish the Ironman World Championship, and blind athlete Charlie Plaskon, who competed on behalf of the C-Different Foundation.

ironman.comからの引用
車がぐちゃぐちゃになるほどの交通事故で、ほとんど死にかけた(手術中に8回”死んだ”そうだ)選手。
手術後もベッドの上で動けず、神様に「もうお願いだから死なせてくれ。」と頼んだほど絶望の淵にいた。
そんな状態から、3年間かけて復活し今年のレースを見事完走。
両足義足でこのレースを完走すると言う、世界初の偉業を成し遂げた人。
盲目の選手もいた。 65歳のおばあちゃんも完走していた。
77歳のおばあちゃんは残念ながら自転車のタイムリミットに間に合わず失格となった。
日本から参加していた先生も同様に間に合わなかったが、そのことを係員から告げられ泣き出していた。
プロ選手にとっても、今年は気温と湿度が高く、特に過酷なレースになったらしい。
胃袋が全てのものを拒否し、胃液を吐きながら自転車に乗り続けた選手。
鎖骨が折れているのにレースを続けると言い張っていた選手。
極度の疲労から走れなくなったのに、プロ選手としての面目を捨てリタイヤせずに歩いてゴールした選手。
見ているだけで、明日から何でも出来そうな気がしてきた。
リタイヤした人、完走できなかった人も含めて、「あんたらは偉い!」
最近忙しいとか、寒いとか言いながら怠けてる自分にものすごいエネルギーを与えてくれました。