夢を追い続けるアスリートたちを応援する

知り合いの(自称)プロSUPサーファーに紹介されて知ったこのサイト、アスリートエール。
  
マイナーなスポーツで世界の頂点を目指しているアスリート達を応援するために、ファン登録をしたり、小額ながらもスポンサーになれたりする。
どういう訳か、貧乏なプロサーファーなどが友達にいる自分には興味がある。
学生時代の友人が、とある有名な医療機器メーカーを辞めて1年のほとんどをマウイ島でウィンドサーフィンして暮らす、と聞いたときは驚いたし、「まあ、せいぜい2ー3年の事だろう。」とたかをくくっていた。
あれからかれこれ20年。彼の奥さんもプロのウィンドサーファー。
サーファーと名のつく人達は、酒飲んでマリファナ吸って、いい加減な人が多いんでは?との誤解も、彼らの仲間に会ったらすっかり無くなってしまったし。
と言うか、皆本当に純粋で真面目に頑張っている人達だった。
  
プロ、と言ってもそれで生活が成り立つ訳ではなく、練習以外の時間は漁師、茶摘みなどの仕事をしながら生計を立てている。
つまり貧乏なのだ。 下手すれば今日の飯代が無い、なんてレベルの貧乏。
有名になる前の『なでしこJapan』がうらやましく思えるくらいだそうだ。
  
収入で言えば自分の方が数倍あるし、大きな家、ピカピカの車もあって彼らより全然幸せのはずだが、そう簡単ではないんだなあ。
今日よくよく考えてみたら、自分には『夢』というものが無い事に気づいた。
ゴールはいくつかある。しかしそれは現実的な事であり『夢』とは呼べない。
悲しい...
まあ、自分の夢を叶えるために子供の教育費を使い込んだりと言うのも考えもんだが、絶対こんな事をやってみたい!と言うのが思いつかないのは、本当に悲しい。
これで良いのか、なんて考え始めるのがMid Life Crisisの始まりなのか?
  
長くなったが、自分の夢を思いつくまで、何人かのアスリートを少しながら支援していこうと思う。
もっともらしい事ばかり言って全然約に立たない、変な団体に寄付するよりましだろう。