秋のヨセミテ

もう冬なのかもしれないが、今回のヨセミテは11月末にしては暖かく、閉鎖になっていたタイオガ道路も雪が溶けて再開していた。
家族全員で行こうかと思ったのだが、来年大学に進む娘は勉強や楽器の練習が忙しいので辞退。
女房も娘と家に残ったので、再び息子と二人旅。
娘にも息抜きをさせてやりたかったのだが、無理に連れて行く訳にもいかないし...
  
感謝祭の連休でバレー内のホテルはあきらめていたが、あっさりヨセミテロッジの予約が出来たのはラッキー。
9時頃にうちを出て、マリポサの町で中華料理の昼食。
ホテルの部屋は夕方5時に準備ができるとのことだったので、ヨセミテバレー内を歩いたり写真を撮ったり。
  
エルキャピタンは相変わらずデカイ! ロッククライマーもいたのかも知れないが、見つける事はできなかった。

  
マーセド川の変な草。何か気に入った。

  
ブライダルヴェール滝はまだ水量があった。
ちなみにここはエルキャピタンよりも入り口側に近い草原の辺り。

  
そのままトンネルビューに行って夕日に染まるヨセミテバレー、と思ったがちょっと紅くなってあっさり日が暮れた...

  
とっぷり日が暮れてから写真の方が気に入ったかも。

  
連休と言う事でホテルの駐車場も満杯、フードコートも大混雑。
早めに夕食を済ませ部屋でくつろいだ。
Wifiがつながらず思わずホテルのフロントに電話したが、「今、同じ苦情が殺到していてサーバーをリブートしています。」とのこと。
よくよく考えたら、ここは国立公園の山の中。
Wifiがあるって事だけでも感謝すべきなんだろうが、それを普通のことと思って文句を言ってしまう自分に少し反省。
  
次の朝は早起きして、再びトンネルビューへ。
でも何も起こらず夜が明けてしまったので、思わず飛んでしまった...

  
早朝のヨセミテバレーは人影もなく静まり返っていていいもんだ。

  
そろそろホテルに戻って朝食を、と話しているとヨセミテ滝が虹色に。きれいだったなぁ。

  
2日目はバレー内をハイキングしようと息子と話していたのだが、なんとこの前まですでに閉鎖していたタイオガ道路が再開していたので、朝食後さっさとチェックアウトして行ってみた。
雪が残っていたり、たまに路面が凍っていたりしたが問題なく運転出来た。
Olmsted Pointまで行ってハイキング。 前回来たときの記憶がゼロの息子にはいい思い出になったのでは?

  
帰り道もマーセド川のほとりでちょこちょこ停まりながら写真を撮ったり、川辺を散策したりしながらのんびり帰った。

  
余談だが、自分の車のナビはPacheco Pass (152号線)をこえるルートが嫌いなのだ。
地図情報が4−5年前のものだろうから、確かにその当時は道路も狭く、事故も多かった。
いまではかなり改善されて、ヨセミテに行くには152号線を使うことがほとんど。
でもうちのナビ(ローザと呼んでいる)は、どうしても580号線を使わせようとする。
行きは無視して152号線を通ったのだが、帰りはうっかりしていて99号線から降り損ねる。
そのまま580号線まで連れて行かれ、案の定リバモアで大渋滞に巻き込まれる...
ヨセミテWifiと言い、テクノロジーに頼り過ぎている自分が浮き彫りになった旅でした。