Coastal 50km Trail Run

サンフランシスコの北、スティンソンビーチからスタート、一旦ロデオビーチの近くまで走ってから更にゴールデンゲートブリッジまでのループを走り、ロデオビーチでフィニッシュといったコース。The North Face Endurance RunやMiwok 100などなど有名なレースも開催されるマリンカウンティ。素晴らしいトレイルが無数に、そして延々と続くトレイルランナーにとっては天国のような場所。



  
しかし。。。この辺りのトレイルは急坂が多い。標高的にはあまり高くないのだが、階段やはしごが必要な場所も多く、登っては下りを繰り返す。いわゆるサウスバレー(サンノゼ近辺)のゆる〜い坂に慣れきっている自分の脚にはきつい。マリンでのレースは何回か走ったが、毎回のように早々と脚が売切れ撃沈。今回はイーストベイのMission Peakを登ったりしてトレーニングをつんだつもりだったが甘かった。まず、スタート直後のDipsea & Steep Ravineでかなりのダメージを受け、Muir Beachの後の登りですでに疲労困憊。まだ半分も走っていない辺りだ。

  
こうなると心が折れた。それでもフラットな部分と下りは何とか走ろうとプッシュしていたら胃が痛くなってしまった。こうなると、心がますます折れた、パキパキっと。Golden Gate Bridgeのエイドステーションで少し気を取り直したのだが、最後の登りでは何度か立ち止まってしまった。

すでにマラソンの距離を走っていて、この先まだ5マイルもあるかと思うと泣きたくなった。最後の長い下りでは必死に走り、2−3人のランナーを抜いたが、エイドステーションでうずくまってしまい、逆に4−5人に抜かれた。頑張った意味ねーじゃん、と逆切れ。ヨロヨロと完走はしたものの、心身ともに疲れきった。おまけに先週100マイル走ったばかりのAにまで負けてしまった。。。同僚のMには1時間差をつけられ、しばらく立ち直れそうにもないくらいの完敗。
  
レース後にランナー達と話していたら、かなり多くの人達がFiretrail 50Mに出るらしい。心の中でそ〜っと「50kmでは負けたけど、50Mじゃきっと、きっとリベンジを。。。」とつぶやいてみた。しかしあと3週間しか無いので、「時すでに遅し」か。
  
今回の(数少ない)収穫としては、
  

  • Altra Olympusのシューズは最後まで大きな問題は無かった。左足裏、足首が痛くなったが走れない事はなかった。分厚いソールのおかげだろうか。

  

  • 胃が痛くなったり、吐き気はしたが最後のエイドステーションでも固形物(ポテト等)を食べれた。

  

  • ニジヤで買ったアミノバイタルゼリーが思いのほか食べやすかった。パックが大きくかさばる割には100kcalしかなく、いつものPower Gelが食べれなくなった時のための非常食として持って行ったが、やはり日本人に合う味なのか、喉を通りやすかった。ニジヤで買い占めようと思う。

アミノバイタル ゼリードリンク SUPER SPORTS 100g×6個

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  • その反面、Power Gelは「も〜勘弁」って感じ。大量に買ったのにどうしよう。。。

  

  • Nathanのハイドレーションベストを使用したが、水の残量がよく分からず、エイドで入れすぎたり、あるいは途中で水が無くなったりした。ハンドボトルは重たいが、残量も分かるし補給も早い。小物だけを入れる小さめのベストを探してみよう。

  

  • 次の日の足のダメージがほとんど無い。もっとプッシュ出来たんだなぁ、と信じたい。

  
http://app.strava.com/activities/197273480