さて、遺言状でも準備するか。。。

遺言状なんて死をまじかに迎えた老人が書くもんだ、というイメージがあった。しかし、どうやらこの国ではかなり若い人たちも早くから準備しているらしい。 数年前に、友人からファイナンシャルアドバイザーに財産管理してもらうのと一緒に、遺言状などを準備したほうが良いと勧められたが、どうも実感がわかず何もしなかった。ちょっと年をとった現在、少し死ぬ時期が近ずいた実感があるのだろうか、飲み友達が準備を始めたと聞いて自分もやる気になった。
  
オンラインでもできるのだが、知り合いに紹介してもらった弁護士さんに依頼することにした。昨日女房と一緒に最初の面談。遺言だけではなく、エステートプランニングということで、家などの財産をLiving Trust名義に移したり、全部で11種類の書類を作成するようだ。遺産相続、離婚の際の財産分与など、普段は考えたくないことも淡々と、事務的に質問したり説明してくれるので、一度深く考える良い機会になりそうだ。「もし夫婦二人とも一緒に死んだ場合はどうなるんですか?」なーんて縁起でもない質問だが、可能性はゼロではない。そんな時に子供達が困らないよう最低限の準備だけはしておいてあげたい。
  
そんなことを考えながら一人で走っていたら、あっと言う間に10km。まるで初夏の陽気、朝からかなり汗をかいた。影を見ながらフォームのチェックもしたが、結構いい感じかも。あとはここ数ヶ月続いている腰痛さえおさまってくれれば良いのだが。。。