熊本へ

27,28日と実家(生家?)の熊本で過ごす。
たったの一泊で申し訳なかったが、両親や姉達、甥っ子、姪っ子たちにも会えて良かった。
お袋は椎間板ヘルニアは手術でだいぶ良くなったようだが、今は首の神経が圧迫され手がしびれるようだ。
親父は...相変わらず山野草の栽培や野鳥を育てたり楽しんで生きているようだが、ちょっと顔色が日に焼けたような感じに見えて、ひょっとしてどこか悪いのかな?と考えてしまった。
考えるくらいだったら、直接聞けばよいのだが、そこはいつも言葉が足らない九州男児、聞きそびれてしまった。
それに聞いても、親父は正直に言うとも思えないし。
寝るときも、いくら寒いとはいえ、靴下を履いて寝るようになったと聞いてまたまた心配になった。
年々年老いていく両親に会った後、空港で別れた後どうしようもない罪悪感におそわれてしまう。
ふるさとに根付いて生きている、と言うかふるさとじゃないと生きていけないであろう両親をアメリカに連れてくるわけにはいかないだろうし、かと言って日本語もろくに出来ない子供達を連れて、熊本に帰るのも怖くて出来ないし。
言い訳程度に仕送りしたり、たまーに様子を見に帰ってきたり、こんなんじゃ何の解決にもなってないと分かっているが、なにもしない、できない。
これも末っ子で長男が故のわがままか...自分でもちょっと嫌になる。
とりあえず、出来ることをやっていくしかないのだろう。
唯一、安心することは、農家が集まっていて隣組みたいな制度もあった名残で、近所の人たちが一日に何人も両親を訪ねて来てくれることだ。
「おいしいスイカ出来たけん、持ってきたばいた。」とか「そこまで散歩に行くけんあんたのおっかさんば誘いに来た。」
など都会やアメリカでは考えられないくらい親密で、助け合って生きているご近所さんだ。
本当にありがたい、こころのそこからそう思った。
これからも親父とおふくろのこと、よろしくお願いします。