2011 Marin Century

何と言うか、いろいろあった今年のマリン。

合計5人の友達と乗る予定だったが、スタートでそのうち2名に会えず別スタート。
最初の坂を登って、下り終えた頃にクラッシュしているライダー発見。
よーく見たら別スタートした友人のひとりだった...
路肩に落ちて顔面から着地。たまたまERの医者がいて様子を見ていたが、最初の7分間くらい意識がなく、意識が戻った後も自分の年齢なども答えられない状態。
かなり心配したが、夕方には病院のベッドにいる自分の姿をFBに載せていたので、とりあえずは大丈夫のようだ。
彼は本当にタフなやつ。
彼のためにもちゃんと完走しようと、気をとりなおして走り始める。
  
今年は無謀にも200kmのコースに挑戦しようと、あんまり無い体力を使い果たさないようゆっくり乗っていく。
昼になっても雲がかかっていて、かなり涼しい、と言うか寒いくらい。
特に海沿いの道などは脱いだジャケットをまた着るはめに。

あまり大した登り坂は無いマリンセンチュリ、のはずだったのだが、さすがに50-60マイルを過ぎてからの登りはきつく感じる。


Rest stop#4 (Valley Ford)の後はほとんどがダブルセンチュリの人達。
いやあ、皆さんちゃんとトレーニングができていてすでにヘロヘロの自分がちょっと情けなかった。
  
100マイルを超えた辺りでまた登り始め、正直言って気力が限界に来ていた。
坂を登りきったので体力はまだ多少残っていたかもしれないが、もう気持ちがイヤイヤ状態...
SAGの車を見かけると思わず引き止めてしまいそうになった(笑)
200kmのコースだが、実際には134mile, 214kmあるそうで、あと30マイルどうやって生き残ろうか、と考えていると先に行っていた友人からクラッシュした、とのメッセージ。
Rest Stop#4で係員に伝えたら、たった今SAGが行ったから、ここで待つように言われる。
しばらく待ったら、運良く友人を乗せたSAGが見つかり病院へ直行。
大事にはいたらなかったので、1−2時間で応急処置が終わり帰途につく。
  
友人二人がクラッシュして病院送りと言う、初めての経験でパニクったり、落ち込んだり、罪悪感だったり(自分が誘ったもんで...)、いろいろな感情が入り交じり100マイル以上自転車に乗った事も忘れてしまうほどだった。
途中棄権と言うのも初めての経験で、しかもiPhoneのバッテリーが途中で切れて、記録にも記憶にもあまり残らないセンチュリライドになりそうだ。
  
Distance: 107.53 miles (Cycle Computer)
Riding Time: 7:54:13
Average Speed: 13.6 MPH
Max Speed: 37.3 MPH