ニューヨークシティマラソンの感想(ポジティブ編)
今朝はまたコミュニティセンターで800mインターバル5本。ちょっと怒り気味(?)だったせいか速めのペースで走れた(笑)。会社に行ったら、予想通りみんながニヤニヤしながらマラソンがキャンセルになった件について聞いてきた。いちいち面倒くさいかと思っていたが、冗談まじりに人と話しているうちに気分も晴れて来た。来週末にあるトレイルレースに誘われたが予定が入っているので断った。でもなんだか妙にポジティブな気分になっていたので、あまり考えずに今週日曜日に行われるMt Tam 30kmレースに申し込んだ。後でよく見てみたら階段やはしご(!)まであるようなテクニカルできつ〜いコースらしい。。。まあ、トレーニングとしてゆっくり走るか。やれやれ。
そんな訳で、いつまでも過ぎた事でむかついていてもしょうがないので楽しい思い出について書いておこうと思う。まずは中止になったけどちゃんとエキスポは開催されていたので、飛行機の変更等を終わらせた後行ってみた。レースパッケージのピックアップにはほとんど人がいない。
中止になったレースのエキスポに来る人なんていないか、と思って会場の中に入ると、どひゃ〜、さすが世界最大のマラソン大会。エキスポの規模もすごいが、こんなにランナー達が集まっている。しかもみんな楽しんでいる! 自分も幻の大会となったレースの記念品をいくつか買い込んでしまった。
その後ホテルに荷物を置いてから早速行ってきました、セントラルパーク。時折真っ青な青空がのぞくよい天気。
マンハッタンのど真ん中とは信じられない静けさと規模。ゴール地点はすでに片付け中だったが、見知らぬランナーたちと交代で写真を撮ったり、撮ってあげたりしながらしばし談笑。体調はイマイチだったがとりあえず他のランナーにつられて反時計回りに走り始めた。これを見上げながらつい考えてしまった。もし走っていたらここで笑っていただろうか、それとも苦痛に顔を歪めていただろうか。。。
公園近くでハンバーガーを食べ、そのまま昼間のタイムズスクエアへ向かう。通行人が多くなかなか走れないが、時折バイクレーンを走りながらのんびり行った。
あまり見たくなかったが、キャンセルの件はすっかりトップニュースだった(苦笑)。
フィフスアベニューに入りエンパイアステートビルディングの見上げる。
Freedom Towerの辺りはハリケーンの被害で復旧作業の最中。911メモリアルの中には入れなかった。
ウォールストリートも被害が大きかったようで、土曜日の時点ではまだ電気が来ていなかったように見受けた。記念にCharging Bullを見たかったのだが探せなかった。後で見たらもうちょっと先にあった。
ブルックリンブリッジ、マンハッタンブリッジの下のバイクトレイルを走ったが、洪水で流されてきたゴミが散乱していた。でもニューヨーカー達は気にせず自転車に乗ったり走ったりして週末を楽しんでいるようだった。
フラフラと気の向くままに街中を走りホテルに戻る。気がつけば21マイル(33km)ほどになっていた。ジャケットを着ていても寒いほどだったが、走り終わった頃には体調も良くなり、気分はかなり良かった。気が済んだ、といったところだろうか。
夜は『いなかや』と言う店で、新鮮な秋刀魚の刺身を食べた。日本から入ったばかりとのことで美味しかった。
焼酎も飲んで暖まったところでまた夜のタイムズスクエアにちょっと繰り出す。本当にハリケーンがが通過したばかりなのだろうか?と思うほどの人ごみ。
初めてのニューヨークはいろいろな思いが入り交じって忘れられない旅になった。本当に一生忘れないだろう。ニューヨークの感想としては。。。
- 人が多い。
- 寒い
- 英語をしゃべっている人が少ない。
- タバコを吸う人が多い。
- 訳も無く通りで叫ぶ人が多い。
- 自転車乗りはみんな命知らず
- 日本食レストランは日本より日本的
- 退廃的な着ぐるみがいっぱい。やる気ゼロ。