マラソンはメンタルゲームだと確信した日

毎年参加している、San Jose Rock 'n' Roll Half Marathonを走って来た。今年で６年連続。もともとこちらのレースを先に申し込んだ後に、先週参加して棄権したハーフムーンベイマラソンを申し込んでしまったのだ。足の痙攣などのダメージ、つぶれた足のマメなど残っていて、体は100％ではない。でも、地元で行われる数少ないレース。友達が大勢参加するので、タイムは悪くてもいいからとにかく参加したかった。
　　
レース前からいろいろな友人達に久しぶりに会い、お互いの健闘を祈る。今年は１万６千人が参加。5マイルのミニマラソンも出来たようでかなりの賑わいだった。昨日に続いてかなり暑くなる予報だった。スタートが15℃、最後は20℃を超えたくらいか。ただし湿度は30％を下回っていたようだ。
午前８時からWave startで出発。思ったよりも体は軽かったが無理をせず、給水所でも歩いてたっぷりと水分補給。これは先週からの反省。大きめのカップに一杯か２杯は飲んだ。歩いた後すぐにはスピードが乗らないが、徐々に元のペースに戻して順調に進んだ。前半は木陰を選んで走っていたらかなり涼しく感じた。
後半の９マイルあたりでいつも疲れ始めるのだが、今年は疲れたらペースを落とし、きれいな女性ランナーについて行ったり、知り合いが前を走っていると、「ぬいてやる！」と思い徐々にペースを戻していった。そしてとにかくフォーム、特に体の傾きと腕の振りに集中して走って行ったらあっと言う間に12マイル。自分でも驚くほど元気が残っていて、最後までペースをあまり落とさず走れた。最後はおそらくものすごい顔して走っていたと思うが、足の痛みや痙攣もなく気持ちよくゴール！
そしてGPSを見ると、まさかまさかの自己新記録！　たったの25秒ですがPR！嬉しかった。
　　
このレースのためにちゃんとテーパーして挑んだら、もっと良いタイムが出たのでは？と一瞬考えたが、おそらくそれは違うだろう。先週からの疲れ、足の痙攣の怖さから慎重に走ったのだし、途中棄権の悔しさがメンタル面を支えたのだとう思う。
今週はカーボローディングもしなかったし、酒も飲んでいた。リラックスして走れたのも良かったかも。何よりロックバンド、チアリーダー、応援の人達に元気をもらった。
マラソンはもちろん走り込みも大事だが、メンタルな部分がかなり大事だとつくづく感じたレースでした。
　　
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