コンプレッションタイツでフルマラソン後の回復が早い

NYCマラソンから4日。左太ももITバンドに痛み、左足首に違和感がある以外はほとんどダメージが無いように感じる。もちろんアドレナリンが出ているので、疲れを感じていないだけなのだろうが、それを差し引いても回復が格段に早い。
サンフランシスコマラソンの後は数週間苦しんだ。NYCは急な坂も無いため、足への負担が少ないのだろう。なにせ足の指に血豆や普通のマメも出来なかったし。
それと今回試したのが、レース後にシャワーを浴びてからすぐにコンプレッションタイツに着替え、夜寝る時、飛行機に乗る時も連続で24時間以上着用しっぱなしだったこと。2XUのランニングタイツで、リカバリー用のものでは無いのだが、かなりの効果があったと思う。

(ツータイムズユー)2XU コンプレッションウェア Men's Elite Compression Tights MA1936b BLACK/STEEL S

(これをツータイムスユー、と読むとは知らなんだ。ツーエックスユー、と呼んでいた。)
  
もちろん外に出たり、飛行機に乗るときなどは、タイツの上からジーンズを履いた。モジモジ君みたいな格好でニューヨークを歩くのは、いくら恥知らずな自分でも恥ずかしかった。もっこりするしw
レースのときはコンプレッションソックス、リカバリーにはタイツ。これは手放せないものになりそうだ。ちなみにコンプレッションソックスを履くと、足首、足裏やふくらはぎの保護になる気がする。以前はテーピングしていたのだが、いまは無くても平気になった。ひょっとして、締め付けられるのが好きなタイプか、俺は。。。
  
今回のレースでいろいろと試してみて、次からも実践したい事を忘れないように書いておこう。
  

  • 1. レース前のカーボローディングは、ほどほどに。極端なローディングで腹の調子をおかしくしない事。スポーツドリンクの飲み過ぎにも注意。脂っこいものは控える。
  • 2. テーパーしながらも、ほぼ毎日軽く運動する。1−2マイル走ったり、自転車に乗ったり。休みすぎると血の巡りが悪くなる。
  • 3. 酒は控えめ、で結構。カフェイン断ちの必要もなし。平常心が一番。
  • 4. レース中のペースは心拍数で決める。最初の10−13マイルは心拍数を160以下に押さえて走る。その後は自分の足と相談してペースを決める。痙攣の気配が出たら無理をしないこと。もう二度とDNFは味わいたくない。
  • 5. 給水所ではカップ1杯か2杯分(天候に合わせて)しっかりと水分補給。無理して走っていなければ、ちゃんと飲めるはず。
  • 6. GUは4マイルごと(計6個)、Saltstickは7−8マイルごと(計3個以上)摂取する。これも自分に合ったペースで走っていれば、自然とおなかがすいてくる。
  • 7. 20マイルで「余裕だな。」と微笑む。
  • 8. 最後の6マイルは本気で走る。絶対に折れない心で挑む。
  • 9. 笑顔でゴール。そしてゴールした瞬間GPSを止めようと下を向かない事。変な写真になる。
  • 10. ボランティア達にはっきりと感謝の意思を伝えること。モゴモゴ言っても伝わらない。