Antelope Canyon

セドナからアンテロープキャニオンまでは、車で約3時間。往復で6時間。かなり単調な道路を6時間。。。日程に余裕があれば、Pageと言う町に泊まっても良かったのだが、今回は日帰り。ホテルの朝食が午前6時半からなので、始まったらすぐ食べに行った。他に4組ほど朝食を食べていたが、なんと全員日本人w。きっとみんな早起きしてグランドキャニオンとか回るんだろうなぁ。
フラッグスタッフは標高も高い。この辺りでトレーニングするプロの陸上選手も多いと聞いた。数日前に雪が降ったそうで、山は雪景色。とんがった山はHumphreys Peakだろうか。

  
アンテロープキャニオンはUpperとLowerが分かれており、ガイドなども別。近いので両方行けるが、それぞれ別で払う事になる。今回はLower Antelope Canyonのガイド付きツアーにした。一人$26、キャッシュのみだとは知らず、現金がなくなってしまったw。また観光のツアーではカメラのトライポッドは持ち込めなかった。写真撮影にはさらに$10払えば、(ほぼ)時間制限無しで、ガイド無しでも歩けるらしい。私のレベルの写真では、トライポッド無くても問題無かった。
20分ほど待ってツアー開始。驚いたのはキャニオンの入り口。ただフラフラ歩いていたら見過ごしそうな割れ目。ええ〜、ここから入ってくの!?と皆で驚いた。

  
この小さな隙間からキャニオンに降りて行く。冗談じゃなく、アメリカ的に太っている人は入れるのだろうか?
1km弱(800m, 0.5mileと書いてあった)を歩くのに60-90分かかるって、どう言う事よ?と思っていたが、キャニオン内に降りて行くと納得。。。確かに酸化鉄などのミネラルを含んだサンドストーンが、雨水で削られて出来たスロットキャニオンなのだが、これがこの世のものとは思えないほど美しい。その様々な色合い、模様、形、そしてそれを浮き出させる太陽の光。またその光が岩に反射しながら谷底まで入ってくる様子などもまさに芸術。気に入った場所があると、思わず座り込み、何枚も写真を撮ったり、ただぼーっと見上げたり。もう動きたくない。ガイドに促されてやっと先に進んでいく。この美しさを言葉で説明出来る語彙が無いのと、あの微妙な色合いを写真できれいに撮れなかったのがちょっと残念なほど。




  
冬場は太陽の光が底まで届かず、写真を撮るには夏場が良い。ただ観光客の数も圧倒的に多いだろう。次回は夏場に写真ツアーで入り、ゆっくり歩いてみたい。
  
興奮冷めやらぬまま、Pageの町でランチ。そのままホースシューベンドへと向かう。本当はここで夕焼けを見たかったが、スケジュール的に昼過ぎになってしまった。ここは魚眼レンズのGoProで撮ってみた。と言うか、普通のカメラだと幅が広すぎて入らない。いやあ、見事にホースシュー(馬の蹄鉄)の形になってますなぁ。

  
この後グランドキャニオンによって帰る予定だったが、どうやら娘が風邪をひいたらしく、まっすぐホテルに帰る事にした。
ディナーはHiro's Sushi & Japanese Kitchenという日本食。きっと日本人観光客なら誰もが行くんだろうな。お寿司、鍋焼きうどん、揚げ出し豆腐など食べて、生ビールと焼酎を楽しんだ。デザートの抹茶チーズケーキもおいしかった。