変わらないJeep

20年近く前に、女房がどうしても欲しいと言うので、真っ赤なJeep Cherokeeを買った事がある。


  
お金が無かったので中古を買った。見た目はわりときれいだったが、もう本当にいやになるほど壊れた。エンジンのアイドリングが3千回転くらいに上がって、信号待ちのたびに必死でブレーキを踏み続け、青になるとタイヤをならして急発進。電気系統の故障は数えきれない。四駆なので、ヨセミテに行ってオフロード走ろうと思ったら、途中の坂道でオーバーヒートして時速10マイルくらいしか出なくなったりw
結局1年くらいで手放した。当時はクライスラージープ(会社)を買ったばかりで品質が最悪だったのだろう、とアメリカ人の友人は慰めてくれた。そうかなぁ、と信じかけていたが、あまり状況は変わっていないようで。。。
去年NHTSA (National Highway Traffic Safety Administration)から、300万台近いジープは後方から衝突された際に、ガソリンタンクがつぶれて火事になりやすいためリコールしなさい、との指摘を受けていた。クライスラーはいろいろと反論して、リコールはしないと宣言、世間を驚かせた。しかし世論のプレッシャーからか、ここにきて対象となる約156万台に、衝突の衝撃を吸収するようにトレーラーヒッチを無料で取り付けるそうだ。ただし、あくまでこれはリコールではなく、お客様の安全のための自主的な改良だと。。。うんうん、そうだね。お客様にレターを出して、ディーラーに車を持って来てもらって、無料で対策して、リコールと全く同じだけど、リコールじゃないんだよねぇwww まあ、もう二度とジープ買わないから関係ないけど。デザイン的には好きなんだがなあ。