Rio Del Lago 100 Mile Endurance Run

いや、走らなかったのだが、友人のサポートをしに行ってきた。100マイル走るなんて相当イカれてるか、超ヘンタイなのかどちらかだろうw
  
先日のマラソン以来どうも疲れが抜け切れていないので、この週末は完全なるランオフにした。土曜日の午前9時過ぎに家を出てサクラメントの先、Beals Pointと言う場所に向かう。ここがレースのスタートとゴール地点。American River 50Mのちょうど半分地点だ。ここでYSさんのペーサーをするEYさんと待ち合わせ。彼女の車を置いて、エイドステーションがあるCoolの消防署まで移動。ここはWay Too Cool 50Kのスタート地点。NorCal Ultrasが主催なのでコース自体は馴染みがある。
  
Cool fire stationから8マイルのループを2回廻るコース。そのため速いランナーと、中くらいのランナーの友人たちに会うことが出来た。YSさんが2度のループを終えてペーサーとRattle Snakeに向けて出発する頃に、やはり日本人ランナーのSFさんが入ってきた。DEさんにも会えたので嬉しかった。YSさんは50マイル前に少し暑くて胃腸が怪しくなったらしいが、エイドステーションで伊藤園の『おーいお茶』をボトルに入れてあげたらすっかり回復したらしい。うどんなどもガツガツと食べていたのでかなり調子が良かったのだろう。

ちょっと心配したのは、トレラン仲間のPT。最初のループで道に迷った上、2回目のループの時は少し意識朦朧な感じ。暗くなり始めていた頃で心配だったが、YSさんのサポートのため移動。100マイル初挑戦のPTは遠慮してペーサーもクルーも頼んでいなかったのだが、あの感じではDNFになるかもと思っていた。
  
次のエイドステーションは85マイル地点のRattle Snake Point。ここで30分ほど仮眠。と言ってもほとんど眠れなかったが。YSさんとEYさんは予想より少し遅れて入ってきた。ペースはかなり落ちてきているが、うまく行けば20-21時間以内には完走できるペース。再びうどん、味噌汁、お茶を補給してあげて出発。彼らを見送った後に入ってきたランナーのペーサーのヘッドランプが壊れていたようだ。そんな話が聞こえたので、自分が持っていた予備のヘッドランプを渡す。「どうやって返せばいい?」と聞かれたので、「ゴールで待ってるから、必ず完走するようにね。」と言って見送った。電話番号もくれたのだが、結局連絡もしなかった。後でわかったが、彼は14マイル地点で転んで足首を怪我したのにそのまま走り続けて完走したらしい。
  
この日は最低気温摂氏9度くらい。あまり寒くないかと油断していたら、ダウンジャケットを着ていてもガタガタと震えるほど寒かった。ゴール地点に移動してYSさん、EYさんを待っていた時は頭痛がするほど寒かった。まあ、走っている人たちに比べれたどうってことないのだが。。。そして午前5時のスタートから21時間弱でYSさん完走! 自分は走っていないのだが嬉しいもんだ。DEさんのゴールも見届け、しばし談笑。他の友人たちのゴールも見届けたかったが、何しろ寒い!申し訳ないが帰ることにした。眠気を必死にこらえて運転したが、後家まで1時間くらいのところで限界がきた。仕方なくスタバを探して少し休憩。うちに帰り着いたのは午前7時前。うーん、約22時間の耐久レースサポートだったなぁ。